灼熱　READY　GO！！

昨日に引き続き、病人日記になりますが。。。

入院する前日、３８度７分まで熱が上がった。
医者から「ポカリとかりんごジュースやみかんジュースをちょっとづつ飲みなさい」
と言われていたけど、家にはそんなものはない。

けど、どーしてもポカリが飲みたい。アクエリアスでもいい。
！！家の前に自販機あるじゃーん。しかもコカコーラのが。アクエリアスー。
いや、歩くのも痛いんだ、諦めて寝よう。
３０分後、起きる。
熱が上がると睡眠も刻み刻みだなー。
そして、やっぱりアクエリアスが忘れられない。

よし、買いに行こう！と夜中の３時。
学生時代に使っていたジャージに上はトレーナー。もちろん髪はぼっさぼさ。
一番履きやすそうな父のサンダルひっかけて、のっそのっそと歩き出す。
そのスピードたるや、途中で寝てしまって亀に負けたウサギにも追い越されてしまいそうな遅さ。
そして販売機の前へ！！

ちゃらりーん鼻からぎゅーにゅー

ってのはこういう時に使うんだな。（おいおい、今どき誰も使ってないって。）
無いの、家の前の販売機、アクエリアスがないのーーーー。

自販機をじぃーっと見つめる私。２分くらい見ててもジョージアはアクエリアスには変わらないな。
しょーがないか、りんごと野菜のジュースがあったのでそれにしよう。
お釣りを取る。あれ、この金額おかしくないー？ちょっとちょっとー、１００円足らないじゃんよー。
何度かつり銭のとこを見たけど、やっぱり私の手の中にある金額だけ。

もういいよ、早くこれ飲んで寝よう。はぁ、すぐ帰るつもりが５分くらい販売機と仲良くしていた。

他の人が見ていたら、「なんじゃ、あの妖怪は！」という姿だったであろう。

妖怪ブックに載るとしたら、

ジャー爺（じゃーじい）・・・出没先　日本
ジャージとおじさんサンダルを履き、のろのろと歩く。髪がぼさぼさでみすぼらしい。
好物は自動販売機。その姿、格好、行動から爺と思われがちだが、じつは女。

なんて書かれるんだわ、きっと。
と、妄想癖勃発。
いつもくだらないことばっかり考えてるけど、
病人ってのはヒマだから、いつにも増してどうでもいい事を考える。

寝る前に転がっているときも、「カゼラップ～関西弁バージョン～」という曲も作った。
ちなみに、標準語バージョンは無い。
本当は大腸憩室炎だったけど、この曲ができたときは、まだ風邪だと思っていたので、
こんなタイトルになった。

これが、その妖怪の考えた曲です、どうぞ。

起きてるだけでしんどいねん　
８度７分になってんねん
いちいち動きが遅いねん
ノロノロしすぎて　ノロウィルスと間違ってもうたら困ります～

カゼカゼラップ　カゼラップ　塗るのはヴィックスベポラップ～♪

私には作詞のセンスが無いようなので、この辺でやめておくさーね。

あ、翌日、お釣りを確認したら、自動販売機ちゃん当たってましたー。
私の思考能力、落ちてんじゃん。