行ってきちゃいました~、「志の輔らくご in 国立劇場おきなわ vol.2」
初めて落語を見たんだけど、立川志の輔師匠、すげぇ~。
私の師匠じゃないけれど、師匠と呼ばせていただきますわ。
世間話のようなものから、落語に入る。
この世間話が、ロボットの話からAIBOを持っているというところや、
Winnyやカードのスキミングの話を、
少々ブラックも交えつつ、おもしろおかしく斬っていく。
この話が始まったときに、帰りに本買っちゃおう~と心に決めて、
これです~。
CD付きであるよ~。
前座に登場した「立川めんそーれ」
今帰仁の出身だそうで、こちらも噺もなかなか面白かったな。
私は当日券を手に入れるため、
仕事をちゃちゃっと済ませて販売時間の4時に劇場へ向かう。
5分ばかし過ぎていたけど、なんとか買えました。
当日券は10枚足らずしかなかったじょ。
開演が6時半だったので、暇じゃった。
劇場の方に、この公演を見に来る客層ってどんな感じですか?
と聞いてみると、
「幅広いですよ~。下は小学生から上は60~70代くらいです」
だってよー。
待って待って~、小学生って言ったって、きっと親に連れてこられた感なんじゃないの~?
なんて思っていたけど、大間違い。
思ったよりもいるいる、小中学生。
一度見に来た人は、何度も足を運ぶ人が多いそうで、
最初は連れてこられたって感じかもしれないんだけど、喜んで見ていた。
私の隣には、なんとびっくり。
外国人のおねーさんであるよー。
すげ~っ!!
と思ったけど、始まる前まで一緒に来た人とずっと英語でしゃべっている。
落語好きなのかい?日本語分かるのかい?
・・・やはし、日本語は分からないようで、そのおねーさんは終始、キョトーンだった。
「生意気なことを言うな」と思われるかもしれないけど、私は満足しなかった公演では拍手をしない。
昔は音楽をやっていて、年に何度か舞台に立つ日があった。
その為にたくさん練習をして、その成果は拍手となって返ってくると思っている。
大学ではへっぽこではあるけど、演劇もやったことがある。
その時も同じ。
大きな拍手や褒め言葉はもちろん嬉しいけど、
そればかりだと「ダメだ」と思っていた人がいたとしても、それに気付かずに結構満足してしまう。
結構大きなハコでも舞台の上からってのは、結構客席が見えるもの。
だから拍手をしていない人がいることで、
満足していない人もいるってことに気がついて欲しいからだ。
これは舞台に限らず。
私の友人に教師をしているのがいるけど、
彼は以前、「聞いてない子は教壇の上から見てて分かる。どんなにたくさんの生徒が聞いていても、たった一人聞いていない生徒がいると、こいつにも聞いてもらう授業をしたいと思う」と言っていた。
そういうもんだ。そういう人こそもっともっと伸びるんだろうな。
今日の私の拍手は自分で言うのもなんだけど、
満員の客席の中でも最大級の拍手だった。